木更津キャッツアイと氣志團
木更津といえば、アクアライン、證誠寺のたぬきばやしなど有名です。私と木更津との出会いは、「木更津キャッツアイ日本シリーズ」という映画でした。宮藤官九郎さんの作品が好きだったので、たまたま見たのですが、当時はまだ木更津は寂れてスターバックスもブランドものも何もきてない、バイトもない・・・という扱いでした。それが今では、三井アウトレットパーク木更津やコストコに連日人が詰めかけ、ポルシェのサーキットまでオープン。(「ポルシェ エクスペリエンスセンター東京」え、なんで東京??袖ヶ浦の東京ドイツ村より更に南なのに・・・)スターバックスが3つあります(笑)!
私が木更津を好きになった決め手は、木更津の人の郷土愛ですね。木更津キャッツアイのなかでも、妻夫木聡演じる リトル山田が「千葉」というたびに、キャッツのメンバーが「千葉じゃない木更津だ!」というシーンがお約束みたいになっていました。そして、木更津を前面に出している氣志團。木更津夏祭りの「やっさいもっさい踊り」でも、氣志團のコスプレをしている人がたくさんいました。
私が生まれた埼玉県は郷土愛がないことである意味有名だったので、地元が好きだ!というのに憧れたのです。もっとも氣志團の綾小路翔さんは実は君津市出身です。つい最近、綾小路さんはきみつ應援團長に就任したそうです。あれ、木更津じゃなかったの??(笑)
今、税理士の仕事をしていると、「木更津・君津・富津・袖ヶ浦」がセットです。なぜなら、木更津税務署の管轄も、千葉県税理士会木更津支部も、この4市をエリアにしているからです。余談ですが、大学のOB会「南総稲門会」も、同じエリアです。南総って、里見八犬伝しか思い出さないですけど。なので、綾小路さんが君津を応援しても全然OKですね。
千葉に引っ越してきてわかったことは、木更津だけでなく、千葉県の人は郷土愛が強い人が多いなということですね。木更津の人は、木更津が一番と思っているし、他の市の方も、結構自分の住んでいるところが一番だと思っている人が多い。素敵ですね。横浜や仙台、名古屋、神戸あたりの人は、住所を聞かれたら県名ではなく市を答えると思いますが、私も「木更津」と答えています。(微妙な顔をされたら、「千葉県の木更津市です」と言い直しています)
アクアラインのおかげで、東京・新宿・品川・渋谷・川崎・横浜・羽田空港にバスでアクセスできるようになり、木更津の人気は上がりました。以前の私も、アクアライン高速バスで横浜に通勤していました。今は逆に、コロナによるテレワークブームのおかげで、会社や職場の方が疎開してきているようです。私は埼玉・東京・横浜の税理士事務所で働いた経験があるので、木更津の事情がよくわからない方も話しやすいのではないかと思っています。
ただ、唯一不満なのが、千葉の南の方は車のナンバーがみんな「袖ヶ浦」なことですね。なんだかすごく馬鹿にされるので、納得いかないです。「木更津」ナンバーの誕生を希望します♪